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(1)これが処 理に必要な液 関係の準備状況です。 |
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(4)続いて、部品を電解液の槽に吊るします。
(5)吊るし終わったら、電極と部品に電圧を掛けます。 (約13Vです、私の使用している電源は、電圧・電流リミッター調整が単独でできるタイプですので、電圧リミッ トを13Vに設定しています) 電圧を掛けて暫くすると、鉛板電極と部品から泡が出てきます、部品は細かい泡が付着しますが、泡を取ろうと揺 すって部品とアルミ線がズレると、電気が流れ なくなり、アルマイト処理の進行が停止→電解液で溶解となります。(泡がついても気にせず放置) |
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(6)泡が出て くることが確 認できたら、通電はOKですので、周囲に電解液のミスと(霧)が散るのを防止するためにキッチンタオルをかぶせ ておきます。 |
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(7)40分アルマイト処理を行ったら電源を切り、すぐに部品を取り出し、水洗い(漬け洗
い)します。
まあ、慌てないでしっかり電解液を電解槽の上で切って(滴りが止むまで少し待って)水洗します。 これにより、水洗水中の電解液の濃度が上がるのを抑えます。 水温は室温(成り行きでOK) |
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(8)いよいよ、着色です。染料は所定の濃度に調整した後に、液温を50℃~55℃の範囲
で、コンロの火加減を調整します。(温度 計をちょくちょく見ながら)
水洗した部品を、染料に漬けます。 温度をキープして、30分程度漬けておきます。 |
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(9)30分程度漬け置きが終了したら、取り出して水洗します。
(写真は、電解上がりの水洗と同じですが、別の水洗槽で漬け洗いします) 槽の中でシャブシャブして、余計な染料が落ちればOKです。 |
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(10)染料を定着(封じ込める)するための封孔処理を行います。これも、所定の濃度に液
を整え、90℃以上に温度を上げておきま す。(すっぱい匂いがします)
ぐらぐら煮えた状態で15分漬けておきます。 |
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(11)封孔処理が終わったら、水洗します。
軽く水洗した後に、水道水で掛け流しで液を洗い流せば処理終了です。 |
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(12)アルマイト処理(黒)が終了した部品
・・・染料の色を変えれば、同様に他の色もできます。 |
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(13)完成 |