この
実験のポイント
(1)
ナイフと光源は同軸に配置して、光源、ナイフ位置による誤差を最小にする。
(2)CCD
カメラで画像をパソコンに取り込み、半暗影部分を中間階調部分として計測する。
が大
きなテーマです。
それ
に、細かな改善を行いながら、フーコ画像の画質の向上と、ゾーン測定のS/W開発を行っていく予定です。
ま
ず、現在の機器を紹介します。
(1)
鏡台
15mm
のベニアで出来ています、3点のレベル調整がついています。
(2)
測定機器外観
モニ
タ、フーコテスタ、光源装置です。 フーコテスタはXYZの3軸微動台にセットしてあります。
三角の
台に3点レベル調整がついています。
(3)
主要部拡大
ハーフ
プリズムを使って、同軸化を行っています。 3組のスリットがあります。
(上下
幅、横幅、照射幅)
照射幅
は、鏡以外の範囲に光を出さないようにするもので、ハーフプリズム内の不用な反射光がCCDに入るのを少なくするためです。
テス
ターの光路はこのようになっています。
正確に
は、照射光と反射光の光軸は一致させていません、
一致さ
せると照射光がプリズム内で反射した光が直接カメラに
入るの
でコントラストが低下します。2mm程度ずれています。
画像
レベル
10フ
レームのコンポジット処理を行って、気流の影響を抑えています。
この画
像は、フーコテスタの画質テストなのでゾーンはいいかげんです。
あと、
1作目の鏡なので、面が荒れているかもしれません。
光源
は、めっき鏡なのでかなり明るさを落としています。(CCDが飽和してしまう)
これで
も、私の初期のテスターに比較して画質はかなり改善されています(自作1号鏡 25cm、F4.7、めっき済み)
Z方
向の調整は手動です、X、Y軸はパルスモータで駆動します。
モータ
の駆動と、画像の取り込みは以下のS/Wでおこなっています。
現在使
用しているS/Wは、ゾーン指示の赤マーカーが、測定部分は赤
その他
のゾーンは青にして、ゾーンの読み違いを防止しています。
更な
る、画質改善に向けて実験を進めます。