材料は、3mmベニア、7×20角材とFRPです。
3mmベニアは、内部のリブと外貼りで使います。
角材は、骨組みに使用します。 FRPは、ベニアの外貼りの補強で2プライ(2層)行います。
この構造だと軽量な鏡筒を製作することが出来ます。今回は、外形340mm×長さ1160mmで、
筒のみの重量が5Kgです。 3mmのアルミ製の筒が9Kg程度になるので、非常に軽量です。
強度的には、筒の上に座ってもつぶれない程度の強度は十分あります。
リブは、外形が12角形で内側は丸です。 遮光環を
兼ねています。
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(1)ベニア、角材を切りぬき、仮組み立てをしてみました
内側のリブは、遮光環を兼ねており穴の径が違います。
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(2)筒先部分です
リブと角材は、ほぞ組です、この方が精度よく、しっかり組 みあがります。 |
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(3)主鏡部分です
底板のめく らリブは仮の補強用でFRP補強の後、切り落とします。 |
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(4)外貼りのベニアを接着しま
す
この板は、 日曜大工センター(今回はドイト)で材料カット依頼しました。 |
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(5)前面張り終えたところです
この状態で 接着材が固まるのを待ちます。 固まったら、紙テープを剥がし、ベニアの隙間にもセメダインを流し込んでお きます。 |
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(6)中を覗きこむとこんな感じ
です
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(7)外板の継ぎ目の角をやすりで整えます
外貼りのベニアの角が取れる程度に軽くかけます。 |
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(8)FRPで使用するガラスクロスです
今回は、模型屋で売っているタイプで厚手タイプのクロスで す。 ドイトにも同様のクロスが売っていました。 |
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(9)ガラスクロスを貼り付けます
樹脂は少量づつ混合します。(作業中に硬化しないように) |
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(10)先端部分です
先端の丸部 分は、はさみで切り込みを入れて重ね合わせてしまいます。 |
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(11)硬化後凸凹を整えます
クロスの重なり部分はヤスリで整えるか、樹脂で段差が目立 たないようにします、気泡が入った穴は樹脂で埋めておきます。 |
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(12)外側の塗装の前に、クロス目を埋めます
材料は、白ラッカー:1、シンナー:1、ベビーパウ ダー:1(容積比)で混合したシーラーを作り使用します。 シーラーを塗る前に白ラッカーのみで1回塗ります。 |
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(13)クロス目が埋まるまで塗
り重ねます
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(14)凹みも埋めておきます
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(15)#240程度の耐水ペー
パー(紙やすり)で水研ぎします
完全に乾い たら、余分なシーラーを削り落とします。 |
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(16)塗り作業です
かなり薄め た白ラッカーで刷毛塗りします。 サーと塗らないでコテコテすると下層も溶けて凸凹にかりますので注意しま す。垂れないように注意しますが、垂れちゃった場合は刷毛で均しをせずに、乾燥後に#1000程度のペー パーで修正するときれいに仕上がります。 |
次回の報告に続く | |