’03-5-25
いよいよ、カセグレン鏡筒の製作に取り掛かりました。
副鏡は現在、まだ修正途中です。 副鏡の出来栄えを確認するために、鏡筒を先に製作することにしました。

構想図
今回のカセグレンの構想図です。 作 業をさぼらないように、工作室に掲示してあります。

まだ、細かいところは考えていないのですが、フレームの製作を開始しました。 形が出来てくると、またアイデアも湧 いてくると思いまして....


  
材料切り出し
25mm(t1.6)鉄の角パイプを 材料に使用します。
溶接部分に隙間ができると、溶接がまだうまくできないのと、できるだけ正確に組みあがるように、大まかに切断後に、 フライスで整えました。


  

溶接組み立て
溶接で組み立てを行います。
まずは、点付けで仮止めします。 その状態で、ゆがみ等を修正して、全体を溶接していきます。 途中、ゆがみがでて いないか確認しながら作業を行います。

仮溶接完了1
フ レーム部分がほぼ組みあがりました。
奥が、主鏡を収めるフレームで、手前が副鏡を支えるトップリングになります。
こんな感じ
並 べるとこんな感じになります。
ちなみに、フレームとトップリングの間隔はもう少し広いです。
このフレームのサイズは30cmまで入る大きさになっています。 今回は、25cmなのでちょっと中がスカスカです か。

SS2000に交換
今 回、自作赤道儀のモータをSS2000のMT-4モータに改装します。
MT-4モータをケースから外して、取り付けます。
前回のモータとは大きさが近いので、あまり大きな改造は必要ないみたいです。(現在の部品を加工して取り付けができ るということです)



セル加工1
’03-6-4  追記

この部分の名称がわからないのですが、鏡の中央支持をする部品を加工中です。 まずは、鏡の傾きを調整するリングに 差し込む部分を加工しています。
リングとこの部品は溶接により接合されます。

セル加工2
鏡 の穴に差し込む方を加工しています。
加工中にすっ飛ばないようにセンター支持します。

セル加工3
そ の後、穴ぐりを行って、鏡を固定するねじリング用のねじを切ってこの部品は完成です。
写真に写っているリングと後で溶接します。
リングは、小口ショップで購入するときにリング加工を依頼しました。

セル加工4
ま だ、溶接していませんが、こんな感じになります。
溶接後に、黒のアルマイトめっきを行います。

バッフル加工1
今 度は、バッフルチューブを加工しているところです。外径60mm、t2mmのパイプを加工します。
外側を一皮剥いて、先端を少しテーパに削ります。

セルとバッフル1
主 鏡セルとバッフル部品です。

セルとバッフル2
組 み立てるとこんな感じです。
フレームの溶接作業は、ガス欠(アルゴン)になったので、詰め替え待ちです。
ガスが到着したら、フレームと、セル部品の溶接組み立てを行います。

  

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