’03-6-17
今度は、トラス棒の加工です。

 
まず、φ30のアルミ棒に旋盤で段付 加工を行います。

  
 
次に、アルミパイプに段付加工した部 分を差込ます。


 
丸棒とパイプのつなぎ目を、溶接で接合します。

右3本が溶接したものです。

 
溶 接の余分なビードを、旋盤で削り落として整えたのちに、トラスの両端に平面部分を作ります。この加工はフライスで行 いました。
 
ト ラス棒8本、両端の平面加工が終わったところです。
8本中、少なくとも1本がバイスでくわえたときに、溶接の接合部に割れが入りました、溶接時の溶け込みが不足してい たようです。
割れは放置できないので、トラス棒の加工が完了したら、再度溶接を行います。





ト ラス棒の両端に固定用の穴(M8ザクリ穴)を明けます。

続 いて、両端をR加工します。 加工はサーキュラテーブルを使って作業しました。 テーブルの中心には、M8タップ穴 の開いた位置決め用ボスを旋盤で製作してはめてあります。

R 加工前、後のトラス棒

一 度は溶接ビードを旋盤で削り落としたのですが、溶け込み不足でクラックが入ったものがでたので、再説溶接しました。  クラックに油が染み込んでいて、 煤が浮き上がってきて苦労しました。

これで、トラス棒は完成です。

次回は、 鏡胴とトップリングをトラス棒で連結します。

  

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