’05-10-18
副鏡のテスターが完成しましたので、面相の変化を紹介します。



艶 出しの途中です。
ほぼ艶は出ていますが、鏡周が少し曇っています。
研磨パットで艶だしを加速していますが、あばた顔です。

 

柔らかい(冬用)ピッチ盤で、お肌を均しているところです。

                                        
 
だ いぶ、お肌も綺麗になってきましたが、面がうねっています。
この後、球面化をかけてから、放物面への修正を開始しました。
この段階では、扁球面です。



 
少 し中央が掘れて、放物面に寄ってきたところです。
今回は、方物面係数が-3.59なので収差量では7mm近く修正することになります。
通常の放物面より3.59倍深い双曲面というわけです。
光輪が出てきました。
(作業 j)


 
こ まめにフーコテストを行いながら、ゾーン修正していきます。
らかいピッチは、狙ったゾーンがうまく掘れてくれません....。
(作業 n)


軟 いピッチで奮闘...鏡周が遅れる.....。
(作業 q)

 
軟 いピッチでは、鏡周の修正に限界か?
鏡周から5mm程度の所が掘れない、さらに内側が利いてしまう。
....どんどん鏡周が遅れる。
中央も遅れているが、中央はどうにでもなる。

そこで、硬いピッチ盤登場!!
(作業 t)


硬 いピッチ盤のエッジを使う感じでストロークすると....利くっ!!
ピンポイントで修正が進みます...が、面は荒れる。....解ってはいるけど
テスターはカーブ重視で、面荒れは二の次。

何とか完成。
(作業 af)


最 終測定結果です。
今回も、ここまで30回程測定を行いつつ作業を進めました。
一時はどうなるか(球面に戻るか)と思いましたが。
硬いピッチ盤が活躍してくれました。


放 物面化(双曲面化?)作業に入ってからの測定結果です。
TVは理論値です。
afが最終結果。
面荒れ、中央30%より内側は捨てですが、ほぼ結果オーライ状態になりました。

  

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